1968年CBS・ソニーレコードとして設立、1991年に現商号へ改称。ソニーグループの100%子会社で非上場。米津玄師・YOASOBIをはじめとする邦楽スターと、アニプレックス(鬼滅の刃・FGO)を傘下に持つ。2024年にソニーグループ全体の音楽事業売上が史上初のUSD 100億ドル突破を達成した、世界的IP統合企業。
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)は、音楽レーベル・アニメ制作・ゲーム・グッズ・ライブ・海外配信を1グループ内で完結させる垂直統合モデルを採用する。
ソニー系の邦楽レーベル(SMR、SMEレコーズ、デフスター、アリオラ、EPIC、Ki/oon、SMA Records)が乱立し社内競合が激化していたため、2024年4月にソニー・ミュージックレーベルズ(SML)として統合。それぞれ「カンパニー」として独立性を維持しつつ全体最適を追求。
2009年〜2018年
米津玄師の「ボカロ→メジャー」キャリアパス
「ハチ」名義でニコニコ動画に投稿(クリプトンPCLを活用)→2012年本名活動開始→2017年ソニー移籍→2018年「Lemon」大ヒット・紅白初出場。米津自身が「初音ミクが自分を作家にしてくれた」と公言。クリプトンPCL(無償UGC経済圏)がソニー(商業エンタメ)への架け橋となった事例。
2023年
YOASOBI「アイドル」—日本語楽曲史上初のBillboard Global 1位
アニメ「【推しの子】」OP「アイドル」(2023年4月リリース)が日本語楽曲史上初のBillboard Global Chart(除く米国)1位を達成。ソニーグループ内のシナジー(楽曲:ソニー、アニメ:MAPPA+アニプレックス)を実証。
2020年10月
「鬼滅の刃 無限列車編」国内興収404億円—日本歴代1位
コロナ禍の劇場困難な中、アニプレックス幹事・集英社・ufotable の3社製作委員会という最小構成で臨んだ劇場版が興収404.3億円を達成。1社あたりの利益は約54億円規模に集中。
2021年
Crunchyroll買収(USD 11.75億)—アニメ北米配信の内製化
ソニーグループがCrunchyrollをUSD 11.75億で買収。北米アニメ配信を自社プラットフォームに内製化。2025年時点で世界1.5億ユーザーに到達。
2025年7月
「鬼滅の刃 無限城編」世界興収約948億円(USD 6.54億)
公開10日で国内興収100億円(日本映画史上最速)、最終的に世界興収約948億円・世界興収5位・北米外国映画記録更新。アニプレックスの世界配給力(145カ国上映)の実証。
2025年9月
米津玄師「IRIS OUT」—4週間で1億ストリーム(日本史上最速)
「IRIS OUT」(劇場版チェンソーマン レゼ篇主題歌、Aniplex製作)が配信29冠・4週間で1億ストリーム(YOASOBI「アイドル」の記録を更新)。同一グループ内IP×アーティスト連携の最強事例。