1922年創業・相賀家オーナー経営・一ツ橋グループの中核出版社。「名探偵コナン」(累計約3億部・劇場版興収累計1,500億円超)と「ドラえもん」(累計3億部超・著作権保護2066年まで)という2大長寿IPで版権収入が安定。2020年代前半はサンデー部数低迷で危機感が高まったが、2015年からの新人発掘戦略が実を結び「葬送のフリーレン」(2023年アニメ化)が版権収入を押し上げ。2025年2月期に売上1,096億円・純利益36億円(+70%)で反転増益。
1922年
相賀武夫が小学館を創設
児童雑誌『良い子の友』『小学五年生』『小学六年生』を発行。学年誌のパイオニアとして出発。
1925年
集英社(娯楽誌部門)を分離独立
現在も小学館は集英社株式の39.4%を保有。一ツ橋グループの源流。
1969年
「ドラえもん」連載開始——著作権保護は2066年まで
藤子・F・不二雄が複数の学習雑誌に同時連載開始。1979年テレビ朝日でアニメ化(47年継続中)。ASEAN(ベトナム・タイ)でも国民的IP。2024年累計3億部超。著作権保護は藤子・F・不二雄(1933-1996)の没後70年で2066年12月31日まで。
1994年
「名探偵コナン」少年サンデーで連載開始
青山剛昌、30年継続中。1996年以降ほぼ毎年4月に劇場版を公開し計28作品(2025年時点)。2024年「100万ドルの五稜星」が興収158億円でシリーズ過去最高を更新。興行収入累計1,500億円超。
2010年代前半
週刊少年サンデー部数低迷——廃刊危機報道
30万部割れの報道も。2015年、編集部が「辞表覚悟の新人発掘プロジェクト」を始動。
2020年
「葬送のフリーレン」連載開始——新人発掘戦略が結実
山田鐘人・アベツカサによる週刊少年サンデー連載。2023年マンガ大賞受賞・TVアニメ化で爆発的ヒット(2024年累計2,300万部超)。第87期(2025年2月期)の版権収入+26.8%の主因。
2022年6月
相賀信宏 第4代社長就任(41歳)
米VIZ Media勤務経験を持つ4代目当主。父・相賀昌宏が会長へ。若手CEO体制で海外・デジタル強化を加速。